イベントのお知らせです
キリムとトルコ料理の会(2月18日〜24日)
初めてトルコを訪れたのが22年前でした。
そのきっかけになったのは、キリムという、
トルコやその周辺諸国の遊牧民や村人が織るキリムという織物たち。
生活するために織られた、それらの織物には、
人間が人間として生きる、
そんな、とてつもないパワーが潜んでいて、
それに魅せられた私は、トルコの村や遊牧民を訪れるツアーをやりたくて、
トルコに住み始めてしまったのでした。
5年間のトルコ生活の中で、
日本におけるキリムの展示会や、世界中でのコンフェレンス、
そして、念願のツアーも開催し、
参加したみんなが共感し合い、ともに生きるツアーを
開催しました。
そして、そのトルコという国の
混沌とした中にある
暖かな家族愛に魅せられ
グルジア人の夫と出逢い、日本で暮らし始めたのでした。
今回日本に帰国して16年、
最後にトルコに行ってから13年という長い長い年月を経て、
もう行くことも無いかもと思っていたトルコへ行ってきました。
久しぶりに訪れたトルコでは
変化も色々と感じましたが、
やはりトルコという地のもつ
暖かく、大きなパワーは
健在だったように感じます。
今まではずっとイスタンブールや中部アナトリア(中部トルコ)
を中心としていた私の活動ですが、
今回はずっと念願であった地中海の小さな街:Fethiye(フェティエ)で
1ヶ月暮らしながら、
その土地を見てきました。
フェティエというところは、夏になるとイギリス人でいっぱいになる
バカンスの街ではあるのですが、
まだまだ遊牧民の文化が残り、
週に2回ほど開かれるバザールでは、
彼らが作った、本物の食材に出会うことができます。
それは、イスタンブールやアンカラなどといった
大都会においてはすでに贅沢品であるのですが、
バザールでは普通に庶民の食べ物として
気軽に買うことができるのです。
各々の家で採れたばかりのオリーブを絞ったオリーブオイルは
どんな高級品にも負けない美味しさ。
ヤギの乳から作ったチーズの、健康的な美味しさ。
おばちゃん達が手塩にかけて作った
葡萄の葉っぱの塩漬けや干しナスといった、保存食品の数々・・・。
かつてトルコに5年間暮らした私が、
年月を経て再訪したトルコの魅力を
キリムや料理を通して
お伝えできる機会を作りました。
また、春にはトルコの人々とじかに触れ合ったり、
その魅力を存分に味わえるツアーなども
企画しています。
私自身も、春にはトルコへ移住を予定しており、
皆様にじかに色々と感じていただける機会としては、
今後はいつになるかわかりません。
そんな意味でも、
ぜひ、お時間をとってお越しいただければと存じます。
木戸章子
会期:2019年2月18日(月)〜24日(火)(1週間)
時間:10:00〜18:00 (会期中はずっとおります)
トルコ料理を食べながら語る会
2月20日(水)満月 11:00〜
会費:3000円 (葡萄の葉のサルマ、干しナスのドルマ、伝統菓子、チャイなど)
トルコ料理を食べながら語る会
2月23日(土) 11:00〜
会費:3000円 (葡萄の葉のサルマ、干しナスのドルマ、伝統菓子、チャイなど)
トルココーヒーをつくる会(高級伝統菓子つき)
2月23日(土) 15:00〜
会費:3000円
*料理の都合がありますので、各イベントにご参加の方は、コメント欄、もしくはメッセンジャーにてお申し込みくださいませ。
*キリムは常時展示しており、私も常に会場にいる予定です。
*イベント以外の時でも、お越しいただいた方にはトルコのチャイやお菓子、トルココーヒーをお楽しみいただけるようにしています。
お気軽に足をお運びください。
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