キリムという織物と出会ったことから、動き始めた私の人生。




毎日厳しい寒さが続いていますが、皆様いかがお過ごしですか?

あまりの寒さに、身体の芯からあったまりたいなと思い、カプチーノを作っていたら、

20年以上前、イスタンブールに住んでいた時のことが、ふと浮かんで来ました。


キリムという織物と出会ったことから、動き始めた私の人生。


それまでの仕事を辞め、全てを整理してトランクひとつでトルコはイスタンブールへ。

イスタンブールといえば、ブルーモスクにアヤソフィア、そしてグランドバザール。


縁とは奇なもので、イスタンブールに住み始めてすぐに、

そのグランドバザールの中心部から出たところにあった、

有名なカフェで働くことになりました。


毎朝、グランドバザールが開く時間に、オーナーと一緒に出勤。

今で言う”バリスタ”の男の子にカプチーノやサラダの作り方を教わったりして、

賄いでもいただいてました。


私はウェイトレスをしていたのですが、

各国からいらっしゃるお客様とお話しするのが、とても楽しい仕事でした。

なんと、バリ島のフォーシーズンズホテルのマネージャーから、

バリに来たら連絡してね、と名刺をいただいたこともあります。


そんなカフェでの日々で、一つ心に残っているエピソードがあります。

それは、イスラム教の「喜捨」の精神。

元々は仏教の教えのようですが、イスラム教でも深く浸透していて、トルコでも

「持たざる者に、分け与える」という精神が根付いています。


なので、お金や食べ物を求めてくる貧しい人たちに、

スタッフは皆快くサンドイッチを作ってあげたりしていました。

それも、残り物ではなく、きちんと作って。

「Shoko、これはとても大事なことなんだよ」

と、私に言いながら、優しくサンドイッチを手渡していた、

髭面の男の子の姿は今でも目に浮かびます。


コーヒーというのは、不思議な魅力のある飲み物。

今でもカプチーノは自分で時々作っていますが、

最近ラテアートの美しさに惹かれるようになり、

昨日本を借りて来て、早速今朝トライしてみました。

ミルクを注ぐステンレスのジャグがなく、注ぎ口のない小鍋で作っているため、

うまく注げなくて、結局いつものカプチーノになってしまったのですが、

ふわふわのミルクに合わせたコーヒーは、ホッとする美味しさです。

エスプレッソベースで作りますが、大きな専用のマシンがなくても作れます。

エスプレッソメーカーは、火にかけて使う小さなものを準備。

(私はIKEAのものを使っています)

小鍋で温めた牛乳や豆乳を、ハンドブレンダーで泡立て、

先にカップに注いだエスプレッソに静かに注ぎ入れます。

お好みでココアやシナモンを振って・・・。


ちなみに今日はエチオピアの豆で作りましたが、エスプレッソにはブラジルがオススメです。



※定期お届け便がお得!!

コーヒーは、どの商品も定期お届け便の設定ができますが、1ヶ月に1回の設定になっています。

ですから、例えば、「月の前半に、エチオピア」を、「後半にブラジル」を定期お届け便でご注文いただきますと、月に2回、交互に違う豆をお届けすることができます。コーヒー豆は新鮮さが命ですので、オススメです。

オーガニック・エチオピア・浅煎り100g

https://tsuku2.jp/ec/viewDetail.php?t=3&Ino=000005977800&itemCd=21418207237110

オーガニック・ブラジル・中煎り100g・鈴木さんちの自家焙煎コーヒー

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